自分にとっては、「アニメートすること」の楽しさを教えてくれた最初の人だった。自由でいていい、と教えてくれた人であり、小手先では決して真似出来ないその動きを追う(脳内でイメージトレースする)事で、絵を描くと言うことが技術ではない、と実感させてくれた人でもあった。彼こそはアーティストだった。
後年は決して充実した仕事を残したとは言えなかったかも知れないけど、常に業界から動向を注目されていた。容易には越えられないとてつもない大きな背中であり、また恐らくは、二度とここまでのエポックメーキングな仕事をする人はないだろうと思われるほど、大きな足跡を残した人だった。
思えば直接お会いした事はなかった気がする。何かの会合で一緒だった事もあったかも知れないが、記憶にない。しかし、僕の周りは金田さんの影響を受けた人であふれていたし、そこから与えられた影響は計り知れない。
あの世でも、閻魔相手に「コレモン」を魅せて欲しい。合掌。
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